藤浪晋太郎の病気はイップス?原因は黒田?ノーコン克服の可能性も検証

ノーコン克服の可能性と今後の活躍を検証 エンターテイメント
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「藤浪晋太郎選手のノーコンぶりは病気なの?」

「藤浪投手がイップスという噂は本当?」

そんな疑問が話題になるほど、藤浪選手のノーコンぶりはファンとしては気になるところ。

結論からいうと、藤浪選手はイップスの可能性は低そうです。

この記事では、藤浪選手に関する以下事項を解説します。

  • ノーコンのきっかけや理由
  • ノーコンは治るのか
  • 今後の活躍の見込み

原因は黒田選手という噂もあるようですので、記事後半ではそのあたりも触れていきます。

藤浪選手について、気になっていることがあればきっと解消できるでしょう。

ぜひ最後まで読んでくださいね。

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イップスとは?

イップスの定義は以下です(専門記事から引用します)。

イップス(イップス症状)は心の葛藤(意識、無意識)により、筋肉や神経細胞、脳細胞にまで影響を及ぼす心理的症状です。

スポーツ(ゴルフ、野球、卓球、テニス、サッカー、ダーツ等)の集中すべき場面で、プレッシャーにより極度に緊張を生じ、無意識に筋肉の硬化を起こし、思い通りのパフォーマンスを発揮できない症状をいいます。

引用:イップス研究所

イップスの原因は何か、実はハッキリしていません。

技術的なものだという説と、心理的なものとする説があるからです。

妥当なのは、心理と技術両方の原因が混在しているとみることでしょう。

なおプロ野球の投手で、イップスを公表した選手は以下が挙げられます。

  • 岩本勉(元日本ハム)
  • 島袋洋奨(元ソフトバンク)
  • 高梨雄平(現巨人)

イップスが治るのかどうかについては諸説あります。

技術的な部分が大きければフォーム改善で克服できる可能性は高いでしょう。

しかし、心理的要因が大きい場合、克服は難しくなります。

ちなみに内野手でイップスを発症した以下の選手は、外野に転向して克服しています。

  • 土橋勝征(元ヤクルト)
  • 田口壮(元オリックス)
  • 内川聖一(元ヤクルト)

藤浪選手はイップス?

引用:YouTube

藤浪選手はイップスなのでしょうか。

結論から、藤浪選手はイップスではないものの、ノーコンには心理と技術の両面に原因がありそうです。

藤浪投手とは

藤浪晋太郎(ふじなみ しんたろう、1994年4月12日 -)は大阪府堺市南区出身のプロ野球選手。

大阪桐蔭高校時代、大谷選手と比較される程の豊かな素質を評価され、4球団競合の末2012年のドラフト1位で阪神に入団。

2023年より、MLBのアスレチックスに移籍。

2015年までは前評判に違わぬパフォーマンスで、阪神のエース、球界のエースと呼ばれたこともある。

2016年から、突如コントロールを乱す場面が目立ち成績低迷。

2023年6月現在までイップスを疑われるに至っている。

以下で心理と技術の両面から、藤浪選手のノーコンの原因を考察していきます。

心理的な要因

心理的な要因は以下の出来事がきっかけといわれています。

  • 2016年7月8日、広島戦に先発した藤浪投手は、黒田投手に2度もピーンボールを投げてしまう
  • 激高した黒田投手からは恫喝を受け、乱闘寸前の騒ぎに
  • 当時の藤浪投手の顔は青ざめ、震えていたとのこと
この時の死球が藤浪投手がノーコンのきっかけとなったといわれている

この時の映像がことあるごとにフラッシュバックし、コントロールが乱れるようになったといわれています。

技術的な要因

技術的な要因としては、次のことを指摘されています。

  • 投手は一般的に、身体の成長に応じてフォームをアジャストする必要がある
  • 藤浪投手はそこが不十分だったことが判明
  • 技術的な原因については、落合博満氏や桑田真澄氏など球界のOBも指摘している
技術面の課題克服によりコントロール難は治せるとのこと

以降は科学的な見地から、肉体改造などに取り組むなどでコントロール難の克服を図っているようです。

藤浪選手のノーコンは治る?

藤浪選手のノーコンは治るのでしょうか。

結論から、治らないと思われます。

いえ、治す必要がないということです。

理由は、藤浪選手の持ち味が消えるから。

藤浪投手の持ち味は以下2つ
  • 投げ下ろすストレート
  • 荒れ球

ノーコンを治そうとすると、持ち味それぞれが失われる理由を次で解説します。

ノーコンを治すと投げ下ろすストレートが失われる

ノーコンを治すと、せっかくの藤浪選手の高い身体能力を活かした投球が失われてしまいます。

藤浪選手の武器は威力あるストレートです。

藤浪投手の威力あるストレート
  • 身長197cmから投げ下ろす 
  • 最大160kmの快速ストレート

イップスを治すにはサイドスローに変えること。

サイドスローにするとある程度制球力がつくからです(岩本投手、高梨投手はサイドスローに変えて克服)。

しかし藤浪選手をサイドスローにすれば、高さのある速球が失われてしまいます。

ノーコンを治すと荒れ球が失われる

藤浪選手の荒れ球は武器でもあります。

藤浪の課題として、常に制球力の無さが挙げられるが、適当な荒れ球は大きな武器だ。あの長身で、長い手からダイナミックな投球フォームで右打者の胸元に迫ってくる160キロの速球を一度見せられれば、屈強な外国人打者も恐怖心のあまり、踏み込んで打つことはできないだろう

引用:サンスポ

コントロールに気を遣うあまり、スケールの大きさを失っては元も子もなくなってしまいます。

藤浪選手は今後どうなりそう?

引用:YouTube

藤浪選手の今後を占うコメントとして、アレックスラミレス(元DeNA監督)は、次のようにコメントしています。

つまり、今後はリリーフ投手として復活していく可能性が高いです。

エンゼルス戦でも最初の2イニングは圧倒していたが、3イニング目から崩れた

引用:テレビ東京スポーツ

思えば阪神時代にも、藤浪選手のリリーフ適性を感じさせる結果はありました(本人は先発を希望していますが……)

藤浪投手のリリーフ適性
  • 先発した初回~二回までは良いピッチングをする
  • リリーフでは相手を圧倒する投球をみせる

そして2023年6月現在、MLBでもリリーフで結果を出し始めました。

藤浪選手はどういう役割なら結果を出せるのか、もう答えは出ていますね。

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まとめ

この記事では、藤浪晋太郎のノーコン克服の可能性と今後の活躍を検証しました。

まとめると以下のとおりです。

  • 2016年から明らかにノーコン
  • 原因に心理的、技術的なものがあることは間違いない
  • 藤浪選手のノーコンは治す必要がない
  • 今後はリリーフ投手として復活していく可能性が高い

同期の大谷選手が異次元の活躍をしていますので、今の藤浪選手に寂しさを感じてしまう人も多いでしょう。

一方で、藤浪選手が活躍できる場面がわかってきましたので、復活も近いのではないでしょうか。

以前の勇姿がまた見られるよう、今後の藤浪選手に期待したいですね。

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