りゅうちぇる(ryuchell)死亡死因は何?誹謗中傷の理由は?

りゅうちぇる(ryuchell)死亡死因は何?誹謗中傷の理由は? エンターテイメント
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2023年7月12日、タレントでインフルエンサーのりゅうちぇるが亡くなったとのニュースが飛び込んできました。

最初は「なぜ?」との疑問が沸き起こりましたが、数日たって真相が少しずつわかってきたようです。

この記事では、そんな真相をここでまとめていきます。

この記事でわかること
  • りゅうちぇるの死因
  • りゅうちぇるの誹謗中傷の理由

ぜひ最後まで読んでくださいね。

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りゅうちぇるとは?

りゅうちぇるのプロフィールは以下の通りです。

本名比嘉龍二
生年月日1995年9月29日
出身地沖縄県
血液型О型
身長/体重172㎝/56㎏

りゅうちぇるはもともと中性的なタレントとして名をはせていましたが、実はトランスジェンダーだったともいわれています。

トランスジェンダーとは

身体の性と心の性が一致していない人達のこと。

  • MTF:身体は男性で心は女性
  • FTM:身体は女性で心は男性

りゅうちぇるはMTFだったといわれている。

2022年8月の離婚騒動の際の、次の発言が理由です。

りゅうちぇる「“夫”らしく生きていかないといけないと自分に対して強く思ってしまっていました」
「“本当の自分”と、“本当の自分を隠すryuchell”との間に、少しずつ溝ができてしまいました」

りゅうちぇるの経歴は?

りゅうちぇるの主な経歴をまとめました。

2014年5月当時勤務していたアパレルショップで、同僚だったぺこと付き合い始める
2015年9月「行列のできる法律相談所」に出演したのをきっかけに「ぺこ&りゅうちぇる」として芸能人として有名になる
主にバラエティ番組などで活躍
2016年12月ぺこと結婚
2018年7月第一子誕生
2021年6月このあたりから、女性的なファッションや言動が多くなる
一方で、「ブス」などの中傷を受け始める
2022年6月インスタを非公開にし、閲覧をフォロー者のみに限定する
2022年8月離婚
家族と同居は続ける
2023年4月「突然ですが占ってもいいですか?」で「夜になると、私なんている意味ない、みたいな気分に急になって」「夜暗いし病んじゃう」と発言
2023年5月「最近ホルモンバランス悪い」と友人に悩みを打ち明ける
2023年7月3日Twitterにて「耐えよう」と投稿
2023年7月10日長男の誕生日の前祝いをするためにグアムを訪れ、家族ですごす
2023年7月11日TBSラジオ「バービーとおしんり研究所」でゲスト出演し、「何もないのに涙がでてくる」と発言
2023年7月12日死去のニュースが流れる

ここ数年は元気な様子を見せていた一方で、情緒不安定をほのめかす発言があったことがわかります。

りゅうちぇるの死因とは?

りゅうちぇるの死因は自殺とみられています。

自殺の理由は一般的に複合的なものです。

りゅうちぇるの場合は、以下の事柄が複合的に重なり、自殺に至ったのではないかというのが有力です。

  • 誹謗中傷
  • ホルモン注射による精神的な影響
  • トランスジェンダーゆえの周りからの偏見・蔑視
  • 父親として自分は失格なのではという思い

誹謗中傷

りゅうちぇるへの誹謗中傷が始まったのは、2021年6月の「ブス」という中傷を受けたあたりからです。

この中傷に対しては、「りゅうちぇるは可愛いです」と返し、賞賛されたことで収まったかのようにみえました。

しかし、しばらくすると誹謗中傷はまた増えていったようです。

2022年6月には、インスタを非公開にするなどして、目に触れないようにしていたようですが、やはり影響は受けていました。

りゅうちぇる「いろんな意見をもらいました。覚悟はしていましたが、やはり結構落ち込みます」

なお誹謗中傷が人に与える影響は、予想以上に大きいものです。

誹謗中傷の被害者は、精神的にも相当なダメージを受けています。冒頭でもお伝えしたと
おり、どんなに強い人でも、度を越えた大量の「擦り傷」「切り傷」を負えば命にかかわりますし、数百万人から小突かれれば、死んでしまうこともあります。

引用:SNSでトラブルにあわないために

誹謗中傷の1つひとつは小さくても、長期にわたって受け続けた結果、少しずつりゅうちぇるの精神をむしばんでいった可能性は高いです。

ホルモン注射による精神的な影響

2023年5月の時点で、りゅうちぇるは女性ホルモンを投与していた可能性が高いです。

その理由は次の発言。

りゅうちぇる「「最近ホルモンバランス悪い」

また、この時期は明らかに豊胸などの身体の変化がみられていました。

ホルモン注射をうつと、次の影響があるといわれています。

  • 倦怠感
  • 不安
  • 抑うつ

ホルモンをいじることで、ホルモンバランスが変化するとメンタルが不安定になったり、落ち込みやすくなったりとか鬱になったりとかそういうことはある

引用:デイリースポーツ

ホルモン注射を始めたことによって、ホルモンバランスの変化やホルモン注射の副作用に苦しんでいたことが予想できます。

トランスジェンダーゆえの周りからの偏見・蔑視

トランスジェンダーは性的マイノリティです。

マイノリティゆえに、次の理由で生きづらさを感じていた可能性があります。

  1. 周囲から、偏見や蔑視を感じる
  2. その結果、孤独感、孤立感がある
  3. 積もり積もって、精神的ダメージとなる

トランスジェンダーの自殺リスクは6倍です。

この数値は、マイノリティゆえの苦悩があることを示していますが、りゅうちぇるも例外ではなかったでしょう。

父親として自分は失格なのではという思い

りゅうちぇるには、自分が父親としての役割を担えていないことを気にしている様子がありました。

りゅうちぇる「夫や父親の肩書があることで、どちらの肩書にも合うようなキャラを出していかないといけないと思い、だんだん自分では抱えきれなくなった」

一方、外部からの「育児放棄をしているのでは?」との声には、強い口調で次のように話していたとのこと。

りゅうちぇる「親を辞めたつもりもありません。辞めることなんて出来ません」

トランスジェンダーであるりゅちぇるは、心が女性に近いこともあって、父親としての役割と素の自分とで葛藤があったことでしょう。

そしてその葛藤は、耐えかねるほど大きかった可能性があります。

りゅうちぇるの誹謗中傷の理由とは?

りゅうちぇるの誹謗中傷には、以下のものがありました。

  • 自分勝手
    • まだ離婚していない時期に、りゅうちぇるがとある男性と付き合っているという疑惑があがり、そのことに非難が集中した(裏付けとなる事実はなく、今ではデマだったとの説が有力)
  • 育児放棄
    • 離婚後に、自分のファッションに関する投稿が増え、一方で家庭に関する投稿が減ったことに、育児放棄をしているのではとの非難がおこった
  • キモイ
    • 中性的な男子というイメージで名をはせたが、その後女性に近づいていくにあたって、一部から批判の声があがった

こうした非難の背景として、りゅうちぇるのトランスジェンダーの部分が徐々に出てきたことが挙げられます。

最初は中性的な男子のイメージでした。

トランスジェンダーとしてのりゅうちぇるは結婚後に顕著となります。

最初からりゅうちぇるが、自分の心が女性であることに気づいていれば、父親の役割に葛藤することもなかったかもしれません。

しかし、トランスジェンダーの方というのは、自分の素の心や姿に気づくのに時間がかかることが珍しくないようです。

そうなると、今回の出来事は、性的マイノリティについて、まだ世間に理解されていないことに対する問題提起ともいえるのではないでしょうか。

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まとめ

この記事では、りゅうちぇるの死因や誹謗中傷されていた理由を解説しました。

まとめると以下のとおりです。

  • りゅうちぇるの死因とは?
    • 誹謗中傷
    • ホルモン注射による精神的な影響
    • トランスジェンダーゆえの周りからの偏見・蔑視
    • 父親として自分は失格なのではという思い
  • りゅうちぇるの誹謗中傷の理由とは?
    • 自分勝手
      • まだ離婚していない時期に、りゅうちぇるがとある男性と付き合っているという疑惑があがり、そのことに非難が集中した(裏付けとなる事実はなく、今ではデマだったとの説が有力)
    • 育児放棄
      • 離婚後に、自分のファッションに関する投稿が増え、一方で家庭に関する投稿が減ったことに、育児放棄をしているのではとの非難がおこった
    • キモイ
      • 中性的な男子というイメージで名をはせたが、その後女性に近づいていくにあたって、一部から批判の声があがった

個人的な思いとなりますが、りゅうちぇるの死からいえることは次の3つではないでしょうか。

  • 相手の事情を知ろうとすることが大切だということ
  • 誹謗中傷が与える影響は自分が思うよりも大きく辛いものだということ
  • 匿名の暴力への対策が急務だということ

また、今この瞬間にも悩んでいる方は、すぐにでも助けをもとめてくださいね。

日本いのちの電話
  • ナビダイヤル=0570・783・556(午前10時~午後10時)
  • フリーダイヤル=0120・783・556(午後4時~同9時。毎月10日は午前8時~11日午前8時)
  • 日本いのちの電話連盟  https://www.inochinodenwa.org/

 

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