あなたも普段あるのかもしれません。
「何でこのくらいできないの?」「もう常識的にわかるでしょう」と、スタッフにイライラ、モヤモヤすることが。
私は高齢者のデイサービスで働いていた時、「使えない」スタッフを戦力化していました。
どのようにしていたのかを紹介します。
普段頭を痛めているあなたにとって、少しでもヒントになれば幸いです。
この記事は以下のような方におすすめです。
・スタッフを戦力化するポイントを知りたい人
・逐一指示しなくても円滑にまわる現場をつくりたい人
「使えない」とは?
さて、まずは「使えない」を定義しておきます。
ここで想定している使えないスタッフは、以下のようなスタッフです。
①いくら手が空いてようが言われたことしかやらない。
②ミスを隠す。報告しない。
③指示されたことを正確にこなせない(勘違いしたり抜けたりする)。
※実際に当時一緒に働いた該当スタッフたちは、放っておくとただ何もしないで突っ立っていたり、スタッフ同士でいつまでもしゃべっていたり…まあ、こういう方よくいますよね。
スタッフを戦力するポイント
以下のようなことをしていくと、スタッフのパフォーマンスが上がっていきます。
①やってほしいことが、1ミリでもなされていたらその点を伝えて感謝する。
こうすることで、次はやってほしいことが2ミリやってくれるようになります。
そしてやってほしいことをこなせるようになっていきます。
②やってほしいことをルーチン化する。
タイムスケジュールを決めて、できるだけ毎回決まった仕事をしてもらいます。
指示待ち傾向のスタッフや、自分で仕事を見つけるのが苦手なスタッフは、仕事のルーチン化と感謝を伝えると動きが見違えます。
③やってほしいことを視覚的に伝える。
出来るだけ具体的に決めておいた方が期待にこたえてくれます。
そしてモレが減ります。
スタッフを戦力化する際のNGポイント
逆に以下のようなことをしていくと、スタッフのパフォーマンスが低下します。
①出来たことを褒めず、出来てないことを叱る。
叱って良くなるスタッフは、バイタリティのある一部の人のみです。
②自主的に動くことを求める。
自主的に動くことができるためには相応のモチベーションがあり、動いたらどうなるかが予測できるスタッフです。
それだけの力を期待するのは酷というものです。
お互いが辛くなるだけです。
③臨機応変さを求める。
曖昧な表現は人によって解釈が違うので指示者とのあいだでイメージが必ずズレます。
ですので臨機応変さを求めた結果、自分が想定した状況と結果でズレが生じてしまいます。
あとがき
実際にはまずタイムスケジュール、〇〇担当の時はこう、△△担当の時はこう、と担当別に詳細なものを用意しました。
するとやることがわからないからじっと立ってる、ということが無くなりました。
そしてルールを明文化しました。これにより、勝手な判断で勝手なことをすることが減りました。
さらに、上記のプラスの変化を感謝とともに伝えました。
笑顔で生き生き取り組んでいる場面が増えていきました。
1つでも参考になれば幸いです。
最後まで読んでくれてありがとうございます!
それではまた☆彡
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