相手がなかなかわかってくれない。
一生懸命伝えてるつもりなのに、なんだか伝わった感じがしない。
もしこんな体験をしているならば、伝え方を「相手にあわせる」ことが解決法になるかもしれません。
今日は、情報を「相手にあわせる」伝え方を紹介します。
この記事は以下のような方におすすめです。
・情報伝達力を上げたい方
・自分の情報収集力を上げたい方
・営業職や教師等、ものを伝える機会の多い方
人には情報の得方に得意不得意がある
情報を得る時、我々は様々な入力手段を持っています。
目で見る、耳で聞く、体で体験する、等です。
そして、一人ひとり得意な入力手段が違います。
目で見ればわかりやすく感じる人、耳で聞く方がすんなり頭に入る人、体験すると一発で理解できる人という具合です。
ということは、相手が得意な感覚に合わせて情報の伝え手が伝え方を工夫すると、相手にとってわかりやすく感じ、コミュニケーションが円滑にすすみます。
相手の得意な情報入力手段の見分け方
ではどうしたら相手の得意としている情報入力手段がわかるのでしょうか。
最もわかりやすいのは、相手の視線に注目することです。
目で見るのが得意な人は、考え事をすると視線が上にいきます。
丁度映画館でスクリーンを見上げる時のようにです。
目から情報を得るのが得意な人は、情報をまるで脳に映った画像を見るかのように、視線を上げて考える訳です。
耳で聞くのが得意な人は、考え事をすると視線が横にいきます。
右か、左か、耳の方に視線がいくのです。
耳から情報を得るのが得意と脳が知っているので、無意識に最も得意なインプット先、耳に視線を向けて考える訳です。
体で体感するのが得意な人は、考え事をすると視線が下にいきます。
体の感覚を大事にするので、まさに体に尋ねているのです。
体から情報を得るタイプなだけに、体に視線を向けて考える訳です。
考え事をするときに、上を見ることがおおければ視覚優位型。
横を見ることがおおければ聴覚優位型。
下を見ることがおおければ体感覚優位型と覚えておきましょう。
相手に合わせたコミュニケーションの仕方
視覚優位型へのコミュニケーション
情報を伝える時は、映像や図、表をもとに伝えると理解しやすくなります。
情報を引き出す時は、「何が見えた?」と見たものを聞くと答えやすいでしょう。
聴覚優位型へのコミュニケーション
言葉で伝えると理解しやすいです。
あまり図や絵、映像などから理解するのは得意ではありませんので、音声で伝えると良いです。
情報を引き出す時は、「聞こえたこと」を中心に訊いていきます。
体感覚優位型へのコミュニケーション
体で覚えるタイプなので、体を動かすことで情報を取得するタイプです。
何かを教えるときは、実際にやってもらうとそこから色々なことを学んでいきます。
情報を引き出す時は、「どんなことを感じる?」と、感じたことや、五感をもとに訊くといいでしょう。
あとがき
人には情報取得に得意な感覚があるという話でした。
ですので相手の得意な感覚を見極めると、その感覚に合わせてこちらのアプローチを工夫すると相手にとって理解しやすいコミュニケーションになります。
また、自分はどのタイプなんだろうと考えてみるのも面白いかもしれませんね。
最後まで読んでくれてありがとうございます!
それではまた☆彡
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