他人に振り回されないための方法「行動の四角形」とは?【使い方も解説】

心理学
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他人の行動に振り回されることってありませんか?

たとえば、相手が「お金がない」と言ったとします。

何か、助けなきゃいけない気がして、お金を貸してしまいます。

後々貸し借りをめぐってトラブルになる、そんなことです。

この記事では、他人の行動に振り回されないための「行動の四角形」を使い方まで解説します。

他人の行動に振り回されてしまうのは、「これは誰の課題か」をハッキリとらえていないから。

この記事を読めば、課題の所在がわかるようになるので、他人の行動に振り回されなくなります。

ぜひ最後まで読んで、「行動の四角形」を使ってみてください。

まずは他人の行動を「行動の四角形」に当てはめよう

ここでは、以下2つを解説します。

  • 「行動の四角形」とは何か
  • 「行動四角形」の使い方

「行動の四角形」とは何か

行動の四角形とは、以下のようなものです。

相手に課題がある領域
課題なし領域
自分に課題がある領域

この四角形に相手の行動を当てはめれば、課題の所在がわかりますね。

従って、自分はどうするのが良いかもハッキリします。

「行動の四角形」の使い方

「行動の四角形」の使い方は、他人の行動が自分にとって四角形のどこにあたるのかを判断することです。

例を用いて解説します。

仮に、子どもが「勉強はつまらないから、もうやらない」と言ったとします。

子どもの発言を受けて、あなたの感情は以下3つのどれかに該当するはずです。

  1. 勉強しないなんて、心配で仕方ない(自分に課題)
  2. 勉強がつまらないのか、困ってるのかな(相手に課題)
  3. 子どもの意思を尊重しよう(課題なし)

このようにして、問題の所在を明らかにします。

他人の行動を「行動の四角形」に当てはめれば自分にできることが見えてくる

他人の行動がどこにあるかがわかれば、自分のできることがわかります。

相手に課題→能動的聞き方+私メッセージ

能動的聞き方とは、相手の話を共感しながら聞くこと。

私メッセージとは、主語を「私は」として自分の感情を伝えること。

相手にとっては、話を能動的に聞いてもらえると自分の課題を整理できます。

課題が整理できると解決策も見いだせるものです。

必要に応じて私メッセージを伝えます。

課題なし→問題ないので特になし

自分に課題→私メッセージ

私メッセージとは、主語を「私は」として自分の感情を伝えること。

私メッセージで自分の感情を伝えると、相手には気持ちが伝わるので、要望などに応じてくれやすいです。

まとめ

この記事では、他人に振り回されないための方法「行動の四角形」を解説しました。

要点をまとめます。

行動の四角形とは、以下のようなものです。

相手に課題がある領域
課題なし領域
自分に課題がある領域

「行動の四角形」の使い方は、他人の行動が自分にとって四角形のどこにあたるのかを判断することです。

他人の行動がどこにあるかがわかれば、自分のできることがわかります。

私は「行動の四角形」を使えるようになってから、対人関係も楽になりました。

それまでは相手の課題を自分の課題とゴッチャにしてしまうことが多かったからです。

相手の課題なのに、気がつくと自分が背負い込んで、四苦八苦していました。

でも「行動の四角形」を学んでからは、課題をしっかり切り離してとらえられるようになりました。

同じように、人間関係で困ることが多いなら、ぜひ「行動の四角形」を使ってみてくださいね。

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