私メッセージを練習する方法【3ステップで解説】

心理学
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私メッセージの有効性はわかったけど、どうやったら使えるようになるの?

この記事では、そんな人に向けて私メッセージの練習方法を解説します。

私メッセージを使えないままだと、どうしても人間関係でトラブルを抱えがちです。

でも私メッセージが使えるようになると、互いに言いたいことを言えるので、人間関係のストレスが減るでしょう。

ぜひ最後まで読んで、私メッセージを身につけましょう。

私メッセージの練習方法3ステップ

私メッセージは以下のステップで練習できます。

  • 1
    「私は」をつけてみる
  • 2
    解釈と事実をわけてみる
  • 3
    私メッセージを実際につくってみる

詳しく解説しますね。

「私は」をつけてみる

まずは、普段の自己表現に「私は」をつけてみましょう。
たとえば、下表のようにです。

普段の自己表現「私は」をつけた自己表現
「時間は守ってね」「私は、時間を守ってくれると助かるなあ」
「そんな言い方するなんて」「私は、そんなふうに言われると辛い」
「もっとこうしたらいいのに」「私は、もっとこうしたらいいと思うよ」

言い方がソフトなのがわかりますね。
決定権は相手に委ねる言い方になるからです。

このように、私メッセージは自分の思いこそ伝えますが、その結果どうするかは相手に任せます。
だから、人間関係を壊すことなく、自己表現できるのです。

実際に話すと不自然ならば、心の中でもいいので、「私は」をつけてみましょう。

解釈と事実をわけてみる

解釈と事実は、意識しないとゴッチャになりがち。
事実のつもりで、解釈を伝えるなんてことは往々にしてあります。

従って、解釈と事実をしっかりわけて認識しましょう。

たとえば、下表のようにです。

解釈事実
今日は早めに出社した今日は定刻の15分前に出社した
キツい言い方をされた「全然ダメ」と言われた
相手は喜んだ相手は笑顔で「ありがとう」と話した

私メッセージでは事実を伝えます。
解釈は誤解を生むからです。

従って、解釈と事実を見分けられるように、日頃から意識しましょう。

私メッセージを実際につくってみる

最後は、私メッセージを実際につくってみるのが、最適でしょう。

やはり実践に勝る練習はありません。

作り方は、以下の3要素を含めること。

  • 相手の行動
  • 自分への影響
  • 自分の感情

たとえば、「相手の仕事が遅いから、帰れずイライラする」のを私メッセージにしてみます。

3要素は下表のようになりますね。

相手の行動自分への影響自分の感情
仕事に◯分かかっている仕事が終わらないので帰るのが遅くなるイライラする

3要素を組み合わせて私メッセージにします。

「この仕事に◯分かかると、時間までに仕事が終わらないから帰るのが遅くなる。だからイライラするんだよね」

最初は私メッセージをつくるのに時間がかかるかもしれませんが、そのうちすぐにつくれるようになります。

瞬時につくれるようになれば、使いたいときに私メッセージを使えますので、どんどんつくって数をこなしましょう。

まとめ

この記事では、私メッセージを練習する方法について解説しました。
要点をまとめます。

私メッセージは以下のステップで練習できます。

  • 1
    「私は」をつけてみる
  • 2
    解釈と事実をわけてみる
  • 3
    私メッセージを実際につくってみる

私メッセージは年代問わず使えますので、身につければこれ以上ないコミュニケーションツールになるでしょう。

ぜひ練習して、モノにしていきましょう。

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