私メッセージを使った人間関係改善法とは?

心理学
スポンサーリンク

何を言っても聞いてくれない

反抗する子にどう対応したらいいんだろう

実は、デイサービスで児童を預かっていたときの私は、上記セリフを毎日のように心でつぶやいていました。

こんにちは、むらっちです。
結論から、児童との関係はゴードンメソッドを学んだことで解消に向かいました。
そんなゴードンメソッドの一端、「私メッセージ」をこの記事で紹介します。

親子関係のみならず、人間関係で悩む人は大抵「あなたメッセージ」を使っています。
あなたメッセージばかり使っていては関係はなかなか改善しないでしょう。

この記事を読めば、相手の反発を受けることなく主張を伝えられる方法がわかります。
相手の反発を受けることなく伝えられるようになれば、あなたの思いが相手に届くということ。
きっと人間関係も改善に向かうでしょう。

私メッセージとは

私メッセージとは、「私」を主語にして相手に伝えるコミュニケーションテクニックの1つです。

たとえば次のようなもの。

「時間になってもこないから(私は)心配しちゃったよ」

主語に私+私の感情をセットにして伝えるのがポイントです

私メッセージのメリット

私メッセージを使うと自分の思いがストレートに伝わるので、相手は自主的に望ましい行動をとってくれます。

たとえば次の例を比べてみてください。
子がなかなか起きて来ず、母がイライラしている場面です。

  • あなたメッセージ
    「いつまでも寝てないで、いい加減起きなさい」
  • 私メッセージ
    「そろそろ起きないと学校に遅刻するんじゃないかと心配なんだけど」

あなたメッセージでは母のイライラの元となる気持ち「心配」が子に伝わりません。
母の気持ちがわからないので、子も「うっせーな」などと、イライラしてしまって朝から不機嫌な空気になってしまうのですね。

私メッセージでは母の心配する気持ちが伝わります
従って、子も「起きようかな」という気持ちになりやすいわけです。

まとめ

私メッセージを使った人間関係改善法について解説しました。
要点をまとめます。

私メッセージとは、「私」を主語にして相手に伝えるコミュニケーションテクニックの1つです。

私メッセージを使うと自分の思いがストレートに伝わるので、相手は自主的に望ましい行動をとってくれます。

私メッセージを使うための第一歩は、自分の感情に気づくことですね。
感情に気づいたら、その感情を言葉にして伝えてみましょう。

最初は私メッセージをつくるのが手間と感じるでしょう。
あなたメッセージで伝える方が手っ取り早いですからね。

でもそこで、一呼吸おいて私メッセージを使うことが、私メッセージを使いこなせるかどうかの分かれ道です。
使っていけば、意識せずとも自然に私メッセージを使えるようになります。
ぜひ練習のつもりで使っていきましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました