良かれと思ってやっていることで、実は良くないことがあります。
新人時代、やってしまいがちな仕事の仕方を今日は紹介します。
この記事は、以下のような方におすすめです。
・これから社会人になる方
・自分の仕事の仕方について、確認しておきたい方
では早速参りましょう。
同僚の仕事が大変そうだから手伝う。
してはならない理由
①守備範囲があいまいになる。
同僚の仕事を手伝うということは、守備範囲を変えるということです。
上司が決めた守備範囲を1新人が変える権限はありません。
もし同僚の仕事の滞りにヘルプを入れる必要がある状況ならば、上司が指示を出します。
その指示がないということは、手伝う必要がないということです。
②同僚の成長のチャンスを奪い、上司の思惑をつぶすことになる
上司があえて同僚に失敗体験を積ませて、成長のチャンスを与えようとしている場合があります。
そんな上司の思惑がある中で、勝手に新人が同僚を手伝ったらどうなるでしょうか。
同僚は失敗体験を積むことなく、その結果失敗から学んで成長することもなくなるかもしれません。
上司としては「なんてことをしてくれたんだ」と考えてその新人を叱りたくもなるでしょう。
上司に仕事の進め方について、逐一チェックを受けに行く
してはならない理由
①上司の言う通りにやって失敗したとき、心理的に上司のせいだと思ってしまう
前提として、上司の方から仕事の指示があり、この通りにやってくれと言われたら、その通りにすすめます。
また、上司から「何かあったら聞くように」等の指示があれば、自分の判断ですすめることをせずに上司に逐一チェックを受けた方がいいでしょう。
そうでない場合は自分でどう進めたらいいかを考えて実行することが大切です。
上司から逐一チェックを受けていると、上司の言う通りにやって失敗したんだから自分の責任ではないと思ってしまいます。
でもそれは違います。
上司からチェックを受けるか受けずに自分で考えて進めるかの選択肢は自分にあったのですから、チェックを受ける選択をし、その通りにやる選択をした自分に結果責任はあります。
②伸びない
新人時代の特権は、失敗が許されるところにあります。
その失敗は、「この選択はこういう結果を招く」ということを肌で学ぶことのできる貴重な経験です。
自分にできる範囲内でなら、大いに試行錯誤をした方が学びがあります。
この試行錯誤の回数と成功率には相関関係があります。
実行回数、チャレンジ回数が多ければ多いほど成功に近づくということです。
新人時代は、この試行錯誤をするのに最もリスクのない時期です。
ですから、どんどんチャレンジしましょう。
ただあくまでも自分の範囲内、権限内で行うことです。
自分の決めていい範囲はどこまでか、は必ず確認しておきましょう。
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