コーチングメソッドを使った、相手に伝えたいことをスムーズに伝える方法

スポンサーリンク

人とのコミュニケーションがうまくいかない、という方非常に多いと思います。
私もそうでした。


学生時代はコミュニケーションを取ることがそもそも怖くて、人に話しかけられない極度の人見知りでした。
ですから友人もできず、いつも一人でおとなしい生徒でした。
すると、間もなくイジメにあいました。
ここでもコミュニケーションが下手で、自分の感情や、要求を相手にうまく伝えられず、また助けを求めることもできませんでした。


社会人になり、コーチングを学び、そこからコミュニケーションについての考え方を取り入れていくことで、自分の伝えたいことを、独りよがりにならずに相手に伝えられるようになりました。


ともすると伝えたいことを伝えるというのは、これを言ったら相手は嫌がるかな、という場面があります。
でも、伝え方次第で相手も自分も大事にした伝え方というものがあるんです。


コーチングマインドでのコミュニケーションがそれです。早速お伝えしていきます。

自分も相手も大切にするコミュニケーションに大切なポイントは、全部で7つ


①前提

コミュニケーションで大切なことは、自分もオッケー、相手もオッケー、というのがゴールということ。自分の言いたいことを言いたいように言う、これは、自分はオッケー、でも相手はオッケーになりません。相手の言い分を、我慢して受ける、これは、自分がオッケーでない状態です。
自分の伝えたいことを、相手が受け入れやすい形で届ける、のがゴールです。


②そのためには

人というのは、わかってもらえた、という感覚があると満足感が上がります。そして、わかってもらえた、という満足感があると、自分も相手を受け入れられるようになります。ですから、まずは相手の話を聴くのが大切。相手の言いたいことを、まずはわかる努力をしましょう。


③聴き方

相手の話を聴くときに大切なのが、自分の解釈をできるだけはさまないようにして聞くということ。解釈というのは、価値判断のことです。例えば、相手が、会社を辞めたいんだよね、と話してきた場合、自分の価値観は、会社を簡単に辞めるべきでない、というものでも、まずはその判断をしないで聴くのです。感覚でいえば、自分のことは脇において、ただただ聞くこと、相手が何をわかってほしいのか、を理解することだけに集中する、という感じでしょうか


④伝え方

伝え方として使っていきたいのが、私メッセージ、のかたちで伝えるということ私メッセージというのは、私は、を主語にするというもの例えば、ちゃんと仕事やってよ、というのはあなたメッセージです。(あなたは)ちゃんと仕事やってよ、と主語があなたですよねそうでなくて、私は仕事の結果がこれだと、お客様が離れてしまう気がして不安になる、というような文章で伝えるという方法です。
この伝え方だと、なぜいいのか、というと、情報の受け手が第三者目線で話を聴けるからです。すると、自分が非難された気になりづらいので、冷静に情報を受け取ってくれるわけです。つまり、受け取りやすいので、受け入れられやすい。結果わかってくれやすい伝え方です。


⑤使い方

聴くことと伝えること、先ほど聴くのが大切、という話をしましたが、先に伝える必要がある場面もあります。その場合には、先に伝えることをやって構いません。その際、相手が反論してくることもあるかもしれません。その時は、聴くモードになってください。聴き方、をひたすら行います。何を言いたいのか、何をわかってほしいのか、を丹念に聴いていくと、相手はトーンダウンしていくはず、そして一区切りついたところで、もう一度伝えてみてください。


⑥それでもダメな場合

伝えて、聴いて、もう一度伝えて、それでも平行線をたどる。そんな時のコミュニケーションです。この場合は、自分の言いたいことと、相手の言いたいことと、お互いが受け入れられない状態です。そんな時は、第三の方法です。どうしようか?というのを一緒に模索していきます。


⑦やり方

互いにアイデアを出していきます。こういうのは?これはどう?とお互いが出していきます。この時、ここではまだ否定しないという約束をしましょう。ここで大事なのは数を出すこと。否定を入れるとアイデアが出なくなります。もうアイデアを出し切った、となってから、1つ1つを吟味していきます吟味の仕方としては、自分がこれだけはダメ、と思うものをまず排除します同時に、相手にとってもこれはダメと思うものを聞き、排除します残った選択肢から、選ぶことで2人ともオッケーなものを選ぶことができます

このやり方は、相手に自分の意見を伝えるときや、相手が自分に主張してきたとき、またはケンカの仲裁など、あらゆる場面で応用できます。是非試してみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました